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ミシンの下糸の巻き方|ボビンのセット方法まで丁寧に解説
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目次
ミシンの下糸(ボビン糸)のセットは、初心者がつまずきやすいポイントのひとつです。ボビンへの巻き方とセット方法を正しく覚えると、糸がらみなどのトラブルを防げます。
この記事で分かること
- ボビンへの下糸の巻き方
- 水平釜・垂直釜へのボビンのセット方法
- 下糸の引き出し方
- 下糸関連のトラブルと対処法
準備するもの
- ミシン糸(下糸用)
- ボビン(ミシン付属または指定のもの)
ボビンについての注意: ボビンはミシンの機種によって専用品が指定されています。対応していないボビンを使うと、縫い目が乱れたり、故障の原因になります。必ずミシン付属のボビン、またはメーカー指定のボビンを使用してください。
下糸の巻き方手順
手順1: 糸立て棒にミシン糸をセット
ミシン上部の糸立て棒に、ミシン糸のコマをセットします。
手順2: 糸をボビン巻き案内に通す
糸立て棒からボビン巻き用の糸案内(突起や溝)に糸を通します。機種によって位置は異なりますが、通常はミシン上部右側にあります。
手順3: ボビンに糸を巻き付ける
糸端をボビンの穴(または溝)に通し、ボビンに4〜5回手で糸を巻き付けます。これにより、糸が最初から均一に巻けるようになります。
手順4: ボビンをボビン軸にセット
ボビンをボビン巻き軸に差し込み、右方向にスライドさせて固定します(機種により異なる場合があります)。
手順5: 糸を巻く
フットコントローラーを踏むか、スタートボタンを押してボビンを回転させ、糸を巻きます。
適切な巻き量の目安: ボビン内側から2〜3mm以内。ボビンのギリギリまで巻くと、ボビンケースに入りにくくなったり、縫いにくくなります。
手順6: 糸を切って取り外す
目的量が巻けたら、軸を元の位置に戻して糸を切ります。ボビンを軸から取り外します。
ボビンのセット方法:水平釜と垂直釜の違い
現在の家庭用ミシンには主に2種類の釜(ボビンを収める部分)があります。
水平釜(ドロップイン型)
現在の家庭用ミシンの主流です。ミシン上部の針板(金属の板)を開け、上からボビンを直接入れます。
水平釜へのセット手順:
- 電源を切り、針板カバーまたは針板を開ける
- ボビンを溝に合わせて入れる
- 糸が反時計回りに出るように入れる(機種によって異なるため取扱説明書で確認)
- 糸を針板のスリット(溝)に通す
- 引き出し口から糸を引き出す
- 糸端を10〜15cm引き出す
水平釜の利点: 透明カバーからボビンの残量が確認できる。ボビンケースを取り出す必要がない。
垂直釜(ボビンケース型)
一部の機種(旧型や職業用ミシン)で使われています。
垂直釜へのセット手順:
- ボビンケースをミシンから引き出す
- ボビンをケースに入れ、糸をケースの溝に通す
- 糸を引き出し口から出し、少し引っ張ったときに適度な張りがあるか確認する
- ボビンケースをミシンに戻し、固定する
下糸の引き出し方
ボビンをセットしたら、上糸と下糸を同時に引き出します。
- 上糸を通した状態で、針を最低位まで下げ、再び最高位まで上げる
- この操作で上糸がボビンの下糸を引き上げてくる
- 上糸のループの中に下糸が出てくるので、両糸をつまんで引き出す
- 上下2本の糸を揃えて、押さえの後ろ側に引き出す
ポイント: 上下の糸を押さえの後ろに出してから縫い始めると、縫い始めに糸が絡まるのを防げます。
下糸関連のトラブルと対処
| トラブル | 原因の可能性 | 対処法 |
|---|---|---|
| 縫い始めに糸が絡まる | 上下の糸が押さえの後ろに出ていない | 縫い前に両糸を後ろへ引き出す |
| 下糸がゆるい・ループがでる | ボビンのセット向きが間違い | 向きを確認してセットし直す |
| ボビンが回らない | ボビンが正しく固定されていない | 軸に正しくセットし直す |
| 縫い目に下糸が見える | 糸調子の問題 | 上糸の糸調子を強くする |
まとめ
下糸の巻き方とボビンのセット方法をマスターすると、糸がらみなどのトラブルを大幅に減らせます。
チェックポイント:
- ボビンはミシン専用品を使う
- 糸は巻きすぎない(ボビン内側2〜3mm以内)
- 水平釜では糸の向き(時計回り/反時計回り)を取扱説明書で確認する
- 縫い前に上下の糸を押さえの後ろへ引き出しておく
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