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ミシンでファスナーの付け方|初心者向けに手順をわかりやすく解説

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ミシンでファスナーの付け方|初心者向けに手順をわかりやすく解説

ファスナーの取り付けは初心者が「難しい」と感じやすいミシン作業のひとつです。しかし基本的な手順を理解すれば、ポーチや小物入れ、クッションカバーなどに活用できます。この記事ではファスナーの種類と基本的な取り付け方を解説します。

ファスナーの種類

クローズドファスナー(通常ファスナー)

最も一般的なファスナーです。ポーチ・バッグ・クッションカバーなど幅広く使われます。

  • 特徴: 両端が止まっており、スライダーがエンドストップで止まる
  • 用途: ポーチ・小物入れ・クッションカバー・バッグの口
  • 初心者向け度: 高(扱いやすい)

コンシールファスナー(隠しファスナー)

縫い目にファスナーが隠れ、表から見えにくいタイプです。ワンピース・スカートのサイドなどに使われます。

  • 特徴: 取り付けに専用の押さえが必要
  • 用途: 洋服のサイドや背中のあき
  • 初心者向け度: 中〜低(専用押さえが必要)

オープンファスナー(開放ファスナー)

スライダーを最後まで引き下げると完全に分離するタイプです。ジャケット・パーカーなどに使われます。

  • 特徴: 両端が分離できる
  • 用途: 前開きの上着
  • 初心者向け度: 中(取り付け順に注意が必要)

基本的なファスナーの付け方(クローズドファスナー)

ポーチへのファスナー取り付けを例に、基本的な手順を説明します。

必要な道具

  • ファスナー押さえ(ミシンに付属、またはオプション購入)
  • まち針またはクリップ
  • 目打ち
  • アイロン

1. ファスナーの長さを確認する

ファスナーの長さは、取り付ける開口部の長さ以上のものを用意します。長すぎる場合はあとからカットできます。

2. 布とファスナーを中表に合わせる

  1. 布(表面を上)にファスナー(表面を下)を重ねます
  2. ファスナーのテープ端と布の縫いしろ線を合わせます
  3. まち針またはクリップで固定します

重要: ファスナーのスライダーを半分ほど開けておくと、縫い始めがしやすくなります。

3. ファスナー押さえに交換する

ファスナーを縫う際は、通常の押さえを「ファスナー押さえ(片押さえ)」に交換します。これによりファスナーのムシ(歯)の際まで縫うことができます。

4. ファスナーを仮縫い(またはしつけ)する

ミシンで縫う前に、手縫いでしつけ糸をかけておくか、仮縫い(ミシンの最大縫い目幅で縫い目を大きくして縫い、あとで外しやすくする)をすると位置がずれにくくなります。

5. ミシンで縫う(片側)

  1. ファスナーのテープを縫い代内に収める位置で縫います
  2. 縫い始めは返し縫いで固定します
  3. スライダーに押さえが当たる前に、針を下ろした状態で押さえを上げ、スライダーを逃がしてから続けて縫います
  4. 縫い終わりも返し縫いで固定します

6. 反対側の布も同様に縫う

もう片方の布も中表に合わせ、同じ手順で縫い付けます。

7. 表に返して確認する

表に返してファスナーが正しく機能するか、縫い目のラインが整っているか確認します。

コンシールファスナーの付け方(概要)

コンシールファスナーには専用のコンシール押さえが必要です。

  1. ファスナーのムシを専用アイロン(またはスチームアイロン)で内側に倒す
  2. コンシール押さえのミゾにムシを通しながら縫う
  3. 縫い代の中にファスナーが収まり、表から見えない仕上がりになる

コンシール押さえはブラザー・ジャノメ・JUKIともにオプション購入でき、多くのコンピューターミシンに対応しています。

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きれいに仕上げるコツ

ファスナーのテープをアイロンで整える

縫い付ける前にファスナーのテープをアイロンで軽く押さえると、縫いやすく仕上がりがきれいになります。

ファスナーをズレないよう固定する

クリップ(クロバーやダルマの布用クリップが便利)でテープを固定すると、まち針より安定します。

縫い目は端から0.5〜0.7cmを目安に

ファスナーのテープ端から0.5〜0.7cmのところを縫います。縫い目がムシに近すぎるとスライダーが動きにくくなるため、距離を確認しながら縫います。

よくある失敗

失敗例原因対策
スライダーが動かない縫い目がムシに近すぎるテープ端から0.7cm以上離して縫い直す
布がたわむ・縮むまち針で固定が不十分クリップか仮縫いで固定を増やす
ファスナーが歪む縫い始めの位置がズレた試し縫いで位置を確認してから本縫い

まとめ

ファスナー付けの基本は「中表で合わせる → ファスナー押さえで縫う → スライダーを逃がしながら進む」の3ステップです。初めては簡単な構造のポーチで練習すると仕上がりが確認しやすく、コツをつかみやすいです。


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