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ミシン針の種類と選び方|生地・用途別の正しい選び方

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ミシン針の種類と選び方|生地・用途別の正しい選び方

ミシン針は消耗品で、生地の種類や厚さによって適切な号数・種類が異なります。誤った針を使うと、針が折れたり、縫い目が乱れたり、生地を傷める原因になります。この記事で、ミシン針の基本的な選び方を解説します。

ミシン針の種類

家庭用ミシン針とは

家庭用ミシン(家庭用電動・コンピューターミシン)には家庭用ミシン針を使います。針の軸(柄の部分)の片側が平らになっているのが特徴で、正しい方向にしかセットできません。

工業用ミシン針との違い

工業用ミシン(職業用ミシン)には工業用ミシン針が必要です。家庭用ミシンと工業用ミシンでは針の形状が異なるため、互換性はありません。

家庭用ミシンに工業用針を使うと: ミシンの故障・縫い目の乱れの原因になります。必ず対応した針を使いましょう。

号数(太さ)の選び方

ミシン針は号数(数字)が大きいほど針が太くなります。一般的な家庭用ミシン針の号数は9〜16号です。

号数向いている生地
9号薄地ガーゼ・シフォン・オーガンジー
11号薄〜普通地ブロード・シーチング・薄めの綿
14号普通〜中厚地オックスフォード・キャンバス・デニム(薄め)
16号中厚〜厚地キルティング・デニム(厚め)・帆布

入学準備向けの目安:

  • 巾着・ランチョンマット(普通地)→ 11号
  • レッスンバッグ(キルティング)→ 14〜16号

針の種類:用途別の選び方

号数(太さ)以外に、針の先端の形状や用途によって種類が分かれます。

普通針(標準針)

最も一般的なタイプです。綿・リネン・ポリエステルなど一般的な生地に使います。入学準備アイテムの多くはこれで対応できます。

ニット針(ボールポイント針)

ニット・ジャージ・フリースなど伸縮性のある生地専用です。先端がわずかに丸くなっており、繊維を切らずに縫えます。

注意: 普通針でニット生地を縫うと、繊維を切ってしまい生地が傷む場合があります。ニット生地には必ずニット針を使いましょう。

デニム針(ジーンズ針)

デニム・帆布・合成皮革など厚くて硬い生地に対応した針です。通常の針より硬く、貫通力が高い設計です。

刺繍針

刺繍ミシン専用の針です。刺繍糸が通りやすいよう針穴が大きく設計されています。

針の交換時期の目安

ミシン針は消耗品です。以下の状態になったら交換しましょう。

  • 針先が曲がっている・折れている: 絶対に使わない
  • 縫い目が乱れ始めた: 針が摩耗している可能性
  • 布に引っかかりを感じる: 針先が劣化しているサイン
  • 目安として8〜10時間の縫製ごと: メーカーの推奨交換目安

ポイント: 針の状態が分からなくなったら、とりあえず新品に交換してみるのが手軽な対処法です。

針の交換方法

  1. ミシンの電源を切る
  2. 針を固定しているネジを左に回してゆるめる
  3. 針を引き抜く
  4. 新しい針を、針の平らな面が後ろ(奥)を向くように差し込む
  5. 針が止まるところまで差し込んでからネジを締める

差し込みが浅いと: 縫っているときに針が落ちてしまう可能性があります。奥まで確実に差し込んでください。

糸の太さとの関係

針と糸の号数を合わせることも重要です。

糸の太さ針の号数
90番(細い・刺繍用)9〜11号
60番(普通・一般的)11〜14号
30番(太い・厚地用)14〜16号

よくある質問

折れた針はどう処分する?

折れたミシン針は安全に処分してください。牛乳パックや厚紙に包み、「刃物」と書いて不燃ゴミとして自治体のルールに従って廃棄しましょう。

ミシンに付属している針はどれを選べばいいか

ミシンに付属している針は通常11〜14号の標準的な針です。縫う生地に合わせて適切な号数に交換しましょう。

針はどこで買える?

手芸店・ホームセンター・ネット通販で購入できます。ブラザー・ジャノメなどのメーカー純正針のほか、Organ(オルガン)などの針専業メーカーの製品も品質が高く流通しています。

まとめ

ミシン針の選び方のポイントをまとめます。

  1. 家庭用ミシンには家庭用ミシン針を使う(工業用針は不可)
  2. 号数は生地の厚さで選ぶ(薄地は細い号数、厚地は太い号数)
  3. ニット生地には**ニット針(ボールポイント針)**を使う
  4. 針は消耗品。縫い目が乱れたら交換を検討する

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